労働集約的な仕事で忙しい人は、仕事を減らせば収益が増える?
どうも中卒中小企業診断士のキタです。
「最近仕事が忙しすぎるんです」
とある集まりでの、士業の人の一言。
そこから出た結論は、「価格上げて仕事減らしましょう」でした。
価格を上げることは勇気のいる行動だと思いますが、得られるものは大きいと思っています。
今回の記事はフリーランス等で労働集約的な仕事をしている方も当てはまると思います。
価格を上げて仕事を減らすことのメリット
単価が向上する
価格を上げれば安い仕事が減るため、当然客単価は高くなりますよね
時間に余裕が出来る
価格を上げれば当然仕事は減ると思います。
しかしそれは、自由に使える時間を生み出しているということでもあります。
その時間を有効に活用(新たな仕事や勉強など)すれば、より高い価値を生み出せる可能性が高まります。
顧客の質が良くなる
価格を上げて離れるお客さんは、あなたの仕事の質ではなく価格面で価値を感じているお客さんなのだと思います。
価格を上げても残ってくれるお客さんは、価格よりもあなた自身や仕事の質に価値を感じてくれているということです。
これからの時代のビジネスでは、あなたに価値を感じてくれる質の良いお客さんを増やして益性を向上させていくことが重要です。
仕事を減らすことのデメリット
短期的な売り上げは減少する
仕事が減るということは、短期的な売り上げは減少する可能性は高いですよね。
締め切り効果が効かなくなる
仕事の締め切り追われている状態を作ることで、集中力を高めて生産性を高く保っているビジネスパーソンは意外と多いように感じます。
そういった方は、余裕が出てしまえば締め切り効果がなくなり、これまでよりも生産性が低下する可能性があります。
価格を上げて仕事を減らす際の注意点
自分を律する必要あり
仕事が減って時間に余裕が出来てしまえば、ついついその時間を無駄に浪費してしてしまいがちです。
時間を有効に使うために自分をコントロールする仕組みや工夫は重要です。
価格以上の価値があることが大前提
価格を上げる際には、あなた自身や今の仕事が、お客さんから価格よりも価値があると思ってもらえていることが大前提です。
価値が小さいと思われている状況で価格を上げてしまえば、売り上げ減少に加えて信用低下などで新たな集客が困難な状況に陥る可能性も考えられます。
仕事が多くて困るという状況になった後に、価格を上げて仕事を減らすという順序が大切です。